2020.04.07

【内定への近道! 業界・企業特化型“転職エージェント”を選ぶ理由】vol.1企業理解の深さが、内定率を上げる

転職エージェント(以下、エージェント)には、業界を横断して幅広く求人を扱う大手から、業界に特化したブティック型、特定の企業に強いエージェントまで、それぞれに得手不得手があります。中でも、業界・企業特化型エージェントにはどんな強みがあるのか。その特徴をエージェントファインダー代表取締役・粕谷暢司氏が解説。第一弾の本記事では、エージェントが求職者にどうアプローチしているのか、その動き方について紹介します。

求職者とのファーストコンタクトで、企業との相性を見極める

業界・企業特化型エージェントの最大の魅力とは何か。 それは、「担当エージェントの企業理解度の深さ」に尽きると考えています。

●エージェントの実績が転職成功の鍵を握る
エージェントファインダーでご紹介するエージェントは、「コンサル業界への転職サポートのみ担当している」「この企業への紹介を20年近く担当している」など、的を絞ったプロフェショナル揃いです。これまでの実績から、どんな人が採用されるのか・活躍できるのかを、粒度細かく分析している。各企業が必要とする精緻なスキルレベル、カルチャーフィット、個別部署での上司や同僚との相性まで語れるエージェントも多くいます。 また求人企業の一部では自社の採用を支援しているエージェントに対して、その功績を表彰するケースがあり、「内定率No.1」やその年度における「決定人数ランキング」といった称号を付与します。

特定の業界、企業への入社を希望している方にとって、称号を獲得するような実績のあるエージェントに出会えるかどうかは、転職成功の行方を大きく左右するといえるでしょう。

●エージェントと求職者の出会い
エージェントと求職者との出会いであるファーストコンタクトには、ビズリーチのような求職者データベースを使って、登録している求職者にスカウトメールで接点を持ったり、LinkedInなどのSNSを活用したダイレクトアプローチ、転職エージェントのホームページに求職者が直接問い合わせするなどさまざまな経路があります。
求職者データベースはビズリーチの他にも、リクナビNEXTやキャリトレ、ambiといったサービスがあります。
求職者との出会いの経路、集客経路はエージェントによって異なります。しかし「求職者の経歴や希望職種を、自ら検索して声をかけられる」集客手法は、エージェントにとって欠かせない手段の一つになっています。

●企業が求める経験や性格特性までを見抜く
エージェントの業界・企業理解が深ければ深いほど、レジュメ(職務経歴書)内のどのスキルに注目すべきか、足りないスキルを補う経験や性格特性があるか、年齢と実績のバランスはどうかなど、具体的な観点で求職者のポテンシャルを見極めることができます。
これらのデータベースを駆使するためには、検索条件にどのような言葉を入れるかもポイントになります。実績のあるエージェントであればあるほど、企業が求める条件が正確に言語化できており、「この経歴の方なら、志望している企業に入れる可能性が高い」と確信をもってアプローチできるのです。

優秀なエージェントは、毎日、10分の隙間時間も惜しんでデータベースをチェックしており、新しい登録者ももらさずチェックしています。
また、企業人事のニーズのみならず、求人先の“現場のトップ”が求める人材像を把握しているエージェントも少なくありません。トップの方の出身業界、直近1年で入社した中途社員のプロフィールなどから、採用確率の高さを予測する徹底ぶりです。

●企業理解の深さが、求職者のキャリアの選択肢を広げる
企業理解が深いからこそ、レジュメでは求人条件に満たない方も採用企業に推薦するケースが多くあります。
例えば「大学卒業」が条件だった大手人材企業に対し、高校卒(大学中退)の22歳の男性を推薦し、採用に至った事例もあります。学歴・年齢ともに条件から外れていたのですが、彼を担当したエージェントは、「大学を中退後、IT系企業の創業に携わった」という経験に注目。新卒と同じ年次にもかかわらず、すでに60名規模のマネジメント経験があったことから、その超大手人気企業の社会人1年目2年目と比較しても遜色なく、活躍が期待できるだろうと考えたそうです。
通常の紹介ルートでは学歴面で通過しない可能性があったため、人事責任者に直接「一度会ってほしい」とお願いし、結果、会ってみたら高評価、その後役員面接も見事に突破し、その会社が創業以来の最年少中途入社者となりました。


通常は、公開されている求人情報の条件に合っているかどうか、エージェントがスクリーニングをかけるため、紹介まで至らないことがほとんどです。実績のあるエージェントと企業との信頼関係が深いからこそ、採用ターゲットを広げて企業側に提案できる。見落とされていた求職者のスキルや経験をすくい上げ、選択肢を広げることができるのです。

vol.2につづく

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