エージェントファインダーを通じて人気企業への内定を勝ち取った転職者はどのような転職活動をしていたのでしょうか?今回は、製造業から三菱総合研究所(以後三菱総研)に内定されたTさんにお話を伺いました。
Tさん:前職はメーカーの研究開発職でした。研究開発をしていく中で、事業化をはじめとした様々な課題を感じたものの、その解決策が自分の中にないことに気がつきました。私自身が感じた課題の解決に取り組みながら、製造業に貢献できる人材になりたいと考えたことが転職を意識したきっかけです。
また若手のうちから課題の本質を見極め、スコープを検討するところから取り組めるような環境に身を置くことで、もっと成長したいと思ったことも大きかったです。
化学系の研究開発をしていたのでメーカーの研究開発や、関心のあった製造業に関するコンサルティングを行う会社を軸に情報収集から始めました。
そこで製造業とコンサルティング業界に強い転職エージェントを探し、7社と接触しました。その中で自分のキャリアの場合どのような選択肢があるのか、未経験のコンサルティング業界についてはどのような仕事なのか理解を深めていきました。進めていく中で、外資系のコンサルティングファームに進みたいという気持ちが強くなっていきました。
具体的に入社したいと思うコンサルティング会社も見つかり、応募しようと考え始めていました。しかし接触してきた転職エージェントから見せていただく求人は一度に10~20社。その中から5~10社受けてみましょうといった提案が多く、入社を強く希望している会社が10社のうちの1社になってしまうような気がして、実際に応募することはありませんでした。
ひとつの会社を第一志望として考え、丁寧にサポートしてくれる転職エージェントと接触したいと考え、再度転職エージェント探しを始めました。具体的に入社を希望している企業名と転職エージェントなどのワードを絡めて検索していたところ、辿り着いたのがエージェントファインダーでした。コンサルティング業界に内定実績の豊富な、実力のある転職エージェントだけを紹介してくれることに魅力を感じたのが登録した理由です。
エージェントファインダーから紹介していただいたのは2社です。2社の転職エージェントともコンサルティング業界に関する圧倒的な情報量はもちろん、一緒に頑張りましょうという信頼できる真摯な姿勢に、今まで接触してきた転職エージェントとは全く違う印象を持ちました。
2社とやり取りを進めていく中で、私のバックグランドもしっかりと理解した上で転職先を提案してくれること、自分の性格とマッチしそう、話しやすいといった理由からアスパイア株式会社の中野さんから提案いただいた企業に応募することに決めました。
2社同時に選考を進めていくという手段もあると思うのですが、私の場合は一人の転職エージェントと二人三脚で頑張っていきたいという気持ちもあり1社に絞って転職活動を進めていきました。
Tさん:書類は最終的に7社に提出しました。いずれも製造業のコンサルティングを行っている企業でビジネス化や事業戦略、DXに関わることができる部署です。
最初に大手外資系コンサルティング企業2社の選考を受けましたが、選考が進む中で改めて自分に合う企業はどんな企業かと考えるようになりました。
そんな中の中野さんから、外資系コンサルティング企業とは雰囲気が異なるものの私に合う可能性があると提案いただいたのが、今回内定をいただいた三菱総研でした。
応募した企業の中にはケース面接が実施されるところもあり対策も必要だったため、その練習にはかなりの時間お付き合いいただきました。
通常の面接についても、各面接に対して1~2回ほど模擬面接を行っていただきました。「心配であれば、ぜひ面接対策しましょう」という心強いお言葉をいただいたことで私も積極的に中野さんを頼ることができました。
面接には元々苦手意識があり、模擬面接を始めた頃は緊張で固くなってしまいうまく話すことができなかったのですが、アドバイスをいただき回を重ねる毎に徐々に伝えたいことが伝えられるようになったと感じています。
面接の後は毎回中野さんからフィードバックをいただき次回の面接についての対策、考えておいた方がいいポイントなど丁寧にアドバイスしてくださいました。
Tさん:面接は3回ありました。1次面接(オンライン)は、適正試験とプレゼンを含む1時間の面接でした。2次面接(オンライン)は、40~50分ほどの面接でした。本社で行われた3次面接は、30分ほどの役員面接でした。
まず一次面接では転職理由・志望理由・コンサルタントとして働くにあたって活かせる経験や強みなど、基本的な質問が多かったかと思います。
プレゼン内容については与えられたテーマに沿ったトピックを自身で選ぶ必要がありました。どのようなトピックを選ぶかが難しく、中野さんにもご相談させていただきました。
二次面接で印象的だったのは質疑の時間を長く設けていただけたことです。現場で働く社員のリアルなお話を伺うことができ、三菱総研での仕事を具体的にイメージできるようになりました。
三次面接は経歴に沿った質問や現職の課題、なぜコンサルを志望するかといった質問を受けました。
やりたい仕事内容であること、性格的にも自分と合いそうな社風であるという点が大きかったと思います。
1次面接、2次面接と選考が進んでいく中で、面接の和やかな雰囲気や私の質問に対して真摯に回答してくれる面接官の姿勢に、一緒に働きたいという想いがどんどん強くなっていきました。
また事前の情報収集や面接官への逆質問などで、三菱総研は様々な課題の背景や社会の仕組みを広く理解しながら社会課題の解決に取り組める会社だと感じ、そういった環境で中長期的な視点を持ってコンサルティングに取り組みたいと思った点も大きな理由でした。
入社を決めた決め手とは少し異なりますが3次面接の後に行われた面談は応募部署からのご提案で、内定・入社した場合に上司となる方々とお話することができました。未経験の業界に入社する私としては、とても貴重な時間でした。
Tさん:まずエージェントファインダーに登録して、担当の方から連絡をいただくまでがかなりスピーディーで驚きました。また担当の方に自分の転職活動の方針を伝えた際も、すぐに私の意志を理解していただけて転職エージェントを紹介するまでの流れも非常にスムーズでした。
実際に紹介いただいた2社の転職エージェントも今まで接触してきた転職エージェントとは違い、私の意思やバックグラウンドをしっかりと理解した上で提案をしてくださり、信頼できる方だと感じることができました。
他の転職エージェントからは「未経験からコンサル大手への転職は難しい。受かりやすい企業も同時並行で受けましょう。」といわれていたのですがアスパイア株式会社の中野さんは私の経歴を見て、可能性を見出してくださいました。コンサルティング業界への内定実績豊富な方だからこそ見抜けた内定の可能性だと思います。