2023.10.26

日系・外資大手戦略ファームへの実績多数! 未経験からハイレイヤー層まで幅広くサポート

業界・企業に特化し、誰よりもリアルで最新の情報を持つトップヘッドハンター。エージェントファインダーで紹介する各ヘッドハンターは、採用決定率を高めるためにどのような工夫を凝らしているのか。エージェントファインダー代表取締役・粕谷暢司が、特定の業界や企業への高い内定率、リピート率を誇るヘッドハンターにその秘訣を伺いました。

山﨑 祥人さん
タイグロン パートナーズ株式会社
ヴァイス プレジデント

早稲田大学卒業後、大手日系コンサルティングファームに入社。ITコンサルタント・業務プロセスコンサルタントとして就業したのち、大手日系・外資人材企業に属し、2022年9月よりタイグロン パートナーズに参画する。コンサルティングファーム・ポストコンサルを中心とした支援を行う。ジェネラルなポストのほかに、X-Techを用いたデジタルトランスフォーメーション、SDGs支援などのポストの担当経験がある。

Tier1戦略ファームから少数精鋭組織までをカバー

粕谷:

これまでのご経歴とともに、山﨑さんが手掛ける人材紹介領域の強みや特徴を教えていただけますか。

山﨑さん:

大学卒業後、大手日系コンサルティングファームに入社し、製造業のお客様向けに事業戦略コンサルやITパッケージの導入コンサルを約2年経験しました。その後、日系・外資それぞれの大手人材紹介会社で経験を積んだのち、2022年より当社にジョインしています。

コンサルファームにいた経験から、紹介領域としては戦略コンサルティング、総合コンサルティング、業界特化型の専門コンサルティングなどを幅広くカバーしています。

山﨑さんがコンサルファームから人材領域にキャリアチェンジしたのはなぜだったのでしょう。

学生時代から、「社会人になったらコンサルと人材の両領域は経験しよう」と考えていたんです。

大学時代に友人と起業に向けて動いていた時期があり、組織人事や経営課題を解決できるような事業を手掛けたい…と思っていました。結局は実現に至らなかったのですが、自分のコンピテンシーを高め、キャリアの選択肢を広げるためにも、コンサルと人材領域で経験を積むことが大事だと考えました。

2社の人材紹介会社を経て、タイグロン パートナーズさんを選んだ理由はなんでしたか。

コンサル領域に特化した紹介業を手掛けたいと考えたからです。

前の2社でもコンサル領域を強みとしてご支援させていただいていましたが、もう少し幅広くほかの業界も見ていました。ただ、私自身がコンサルファーム出身であり、内部の実情や働き方、仕事の面白さを、もっとも詳細に語れるのはコンサル領域でした。自分の強みをより発揮できる環境を探していたとき、当社でコンサル特化のチームを作るという話を聞きました。領域拡充に貢献できると感じましたし、チームの立ち上げにゼロイチで携われる貴重なチャンスだと、入社を決めました。

コンサル特有の選考対策へ、過去事例に基づいたケーススタディで模擬面接を行う

粕谷:

ご支援する候補者の皆さんは、どのようなご経歴の方が多いのでしょう。
山﨑さん:

コンサル経験者が75%、未経験者が25%です。

経験者は20~50代と幅広い年齢層の方にお会いしています。未経験の方は、20~30代前半が多く、業界は不問です。ただ、経験業務内容としては、経営企画や事業企画、新規事業企画やM&A関連業務、DX戦略など、経営ボードに近い経験やそれに相当する経験をお持ちの方とお会いして支援させていただいています。

候補者の皆さんから見て、山﨑さんにご支援をお願いするメリット、山﨑さんだから提供できる情報やサポート内容はどんなものがありますか。

コンサル未経験の方に対しては、私自身の経験に基づいた、コンサルファームでの働き方を具体的にお伝えできます。また、未経験から入ってどんな研修を経て業務を担当するのか、プロジェクトアサインはどのように決まるのかなど、入社直後の働くイメージが持てるような情報も丁寧に伝えていきます。

また、戦略ファームや戦略部門を得意とし、コンサルファーム特有の面接対策も徹底しています。コンサルファームの面接ではケーススタディが多く用いられ、数字的観点を重視する「フェルミ推定(何らかの前提を置いて未知の数字を見積もるケース問題)」と、ビジネスケースの大きく2つの対策が必要になります。

戦略ファームに行きたい方へは必ず模擬面接を行っており、現職に就いている方のために、平日の20~23時の夜の時間帯にも柔軟に対応しています。不安があれば何度でも行います。

なるほど、コンサルファームに特化しているからこその対策ですね。

そうですね。ケーススタディは、戦略ファームや戦略部門の面接ではマストで入ってきます。過去に出てきた事例はすべてまとめ、候補者の皆さんにシェアしていますし、実際の事例をもとに私が問いを作り、さまざまな角度からお出ししています。

模擬面談は、本番にかなり近いものとして「自己紹介を10分、フェルミ推定を15分、ビジネスケースを25分、逆質問を2~3分」と設計し、残りの時間で私からのポジティブ・ネガティブフィードバックを行っています。

スキームが確立されていて、候補者も安心ですね。
企業側とのリレーションや情報取集の観点で、工夫されていることはありますか。

各企業の役員層に直接お会いして、コミュニケーションを定期的にしています。経営陣に直接つながって話をお伺いできるので、今後の事業展開やビジョンなども候補者に共有することができます。

そうしたリレーションからハイレイヤー人材のニーズを引き出すことができるのも私の強みです。管理職や役員層案件の紹介実績が多く、2023年は9か月間の間に18名の採用が決まりました。役員層も4名決定しているほか、進んでいる案件も3~4件あります。

コンサル経験者の方で、年収や役職を上げたいと考えている方には、なかなか情報が出てこないハイレイヤーの独自案件もご紹介しながら、一人ひとりに合ったご支援ができるのではないかと考えています。

10~20年後を見据え、コンサルで働く意味、得られるキャリア価値を話していく

粕谷:

候補者の皆さんとのコミュニケーションで大事にされていることは何ですか。
山﨑さん:

面談では必ず、「10年後、20年後にどうなっていたいか」をお伺いしています。

そこまで先の将来像は決まっていないという方もいらっしゃいますので、一緒に話をしながら探っていき、コンサルファームで働くことが、長いキャリアの中でどんな意味があるのかを言語化していきます。

コンサルファームで働く経験は、スキルアップに確実につながりますし、企業とのコネクションも広がっていきます。事業会社ではすぐに役員になれなくても、コンサルファームでは役員レイヤーの方と横並びで、対等な立場で事業を動かしていくこともできるでしょう。

そんなお話もさせていただいています。

面談の過程で、コンサルファームではない道を選ぶ候補者の方もいらっしゃいますか。

それはもちろん、いらっしゃいます。

ヒアリングを重ねる中で、「それならば、事業会社でプロダクトを作っていくほうが、今の段階ではいいでしょう」という結論になることもあります。その際は、当社内のほかのヘッドハンターを紹介したり、その業界に強い別のヘッドハンターにつなぐこともあります。

短期的な自社利益よりも、候補者の方が長いキャリアの中で納得感のある選択ができることのほうが大事だと考えています。

ありがとうございます。最後に改めて、コンサルファームへの転職を考えている候補者の皆さんへメッセージをいただけますか。

これまでの紹介実績は、外資大手から少数精鋭型の企業まで網羅しており、各社の違いや特徴もお話させていただいています。

オープンになっている求人情報以外にも、各社の経営層の方々と話す中で生まれたハイレイヤー案件、独自案件もありますので、まずは自分がコンサルファームでやりたいこと、将来実現したいことをざっくばらんにお話に来ていただければうれしいです。

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