2021.09.30

アクセンチュアの過去の面接内容をすべてデータベース化!徹底した対策が高い選考通過率を支える

業界・企業に特化し、誰よりもリアルで最新の情報を持つトップエージェント。 エージェントファインダーで紹介する各転職エージェントは、採用決定率を高めるためにどのような工夫を凝らしているのか。 エージェントファインダー代表取締役・粕谷暢司が、特定の業界や企業への高い内定率、リピート率を誇る転職エージェントにその秘訣を伺いました。

荒木 大介
株式会社ARK
プレジデント・シニアコンサルタント

インテルやマカフィー社などの外資系IT企業で約20年間セールスマネージャとして勤務、年間最優秀賞などさまざまな賞を獲得したのち、2014年に株式会社ARKを設立。現在は代表取締役兼シニアコンサルタントとして主にIT企業やコンサルティングファームへ人材を紹介している。

選考通過率が非常に高いため企業からの信頼も厚く、自身の転職経験に基づくアドバイスや過去の面接の質疑内容を使用した面談対策、給与、入社日などの各種交渉も候補者から高い評価を得ている。

ITベンダーからアクセンチュアへの転職に強み

粕谷:

外資IT企業やコンサルティングファームに特化した貴社の中でも、荒木さんは、アクセンチュアへの紹介実績が豊富です。具体的な紹介数やポジションについて教えてください。

荒木さん:

アクセンチュアが公認する転職エージェントの中でもトップクラスの選考通過率を出しており、毎年、年間約10名以上の入社をサポートしています。

日本でアクセンチュアの求人を保有している転職エージェントは25社ほどあると思いますが、複数内定を出しているエージェントは10社程度。その中でも安定的に複数の内定を出している転職エージェント数社には「FeeUpキャンペーン」が展開され、当社は常にその対象となっています。

アクセンチュアでは、常時200ポジション以上の募集があり、職種はさまざま。私が紹介する方は、ITベンダーに勤務されているポストセールスエンジニアが多いです。

私から候補者に対して特定の1社をおすすめすることはほとんどありませんが、コンサルティングファームの中でもアクセンチュアは人気が高いですね。

ITベンダーから見たアクセンチュアの魅力

粕谷:

ITベンダー勤務の候補者にとって、アクセンチュアの魅力とは?
荒木さん:

戦略部門からITの上流から下流まで、フルスタックすべてが揃っている唯一のコンサルティングファームである点です。

プロジェクト規模は業界でもトップレベルです。

コンサルタントの人数が多く、グローバル規模でヒューマンリソースも豊富ですし、グローバルの先行事例から得られる情報、先端技術を取り入れるスピードなど、あらゆるアセットが揃っています。

今は、どのコンサルティングファームもIT人材の確保に苦戦しており、人がいないからプロジェクトを組成できないケースも増えている。
その中で、もともとIT領域に強いアクセンチュアの存在感は高まっています。

ベンダーからコンサルティングファームへ転職を考える方は、自社商品を売る仕事へのジレンマを抱えているケースが多いです。

「お客様の課題をヒアリングしても、紹介できる自社商品では解決にはつながらない」と、提案の幅の狭さに限界を感じている。

そんな方にとっては、課題に対してもっとも最適なソリューションを選択し、提案できることに喜びがあるでしょう。

ベンダーであれば上のポジションが詰まっていて昇格できないケースもありますが、コンサルは頑張るほどポストが上がり給与も上がっていく。
そこに魅力を感じる方も多いと思います。

アクセンチュアに内定を得やすい人

粕谷:

どんな方がアクセンチュアで内定を得やすいのでしょうか。
荒木さん:

私が多く紹介しているIT領域コンサルタントで言いますと、「ポストエンジニア経験があり、BtoBのエンタープライズ領域でアプリケーションに携わっていらっしゃる方」が基本要件です。

インフラではなくアプリケーション経験のニーズが高いですね。

過去問をベースにした面接対策で、アクセンチュアへ高い内定実績を誇る

粕谷:

荒木さんがアクセンチュアへの転職に強い理由、プロセスで工夫されていることを教えてください。
荒木さん:

アクセンチュアの過去の面接内容、質問項目をすべてデータ化しており、具体的な対策ができる点は大きいと思います。

当社はサーチ型エージェントなので、現時点で転職を考えていない層にもアプローチしています。

初回面談では、転職にはどんな利点や懸念点があるのかをオープンにお伝えし、まずは“転職活動を始めるかどうか”から検討していただきます。
その後、ご自身で意思決定できるように、各企業の特徴をその候補者にとってどう良いのかという点で細かく説明します。
本人が納得した上で転職活動を始めることが大切だからです。

面接対策では、面接官ごとの特徴をすべてお伝えし、一緒に準備を進めます。
これまでの実績から、質問にどう答え、どんな情報を盛り込むべきかを分析しているので、実践的なアドバイスができる。
これは、企業に特化してサポートしているからこその強みだと思います。

荒木さんご自身が外資IT企業を数社経験し転職されていることも、候補者にとっては心強いと思います。

そうですね。候補者との面談でも、外資ITに飛び込む上でのメリットとリスクを実体験に基づいて説明しています。
今の会社への不安、将来への懸念、キャリアで実現したいことなどを聞き、「この会社なら、こう解消できるかもしれない」と入社後をイメージできる情報を伝えています。

また、転職が決まったあとも、退職プロセスを現職でどう進めるべきか具体的な行動計画をアドバイスし、転職活動に最後までとことん付き合います。

アクセンチュアへの紹介実績が豊富だからこそ、給与交渉も可能

粕谷:

求人企業であるアクセンチュア側とのコミュニケーションで、とくに意識されていることはありますか。
荒木さん:

候補者の納得感を高めるために、オファーが出た段階で給与交渉をしています。

継続的に紹介実績を重ねているからこそ、人事との関係性も深く、今本当にほしい人材のスキルや経験を理解できています。
給与交渉に応じてくれる企業は希少ですが、アクセンチュアさんには話を聞いていただけることが多いですね。

最後に、アクセンチュアを志望する候補者の方へのメッセージをお願い致します。

当社は一人のコンサルタントがクライアントも候補者も360度で対応しています。
代表である私も、日程調整や選考対策、給与交渉まで一気通貫で責任を持ってサポートしている。

アクセンチュアには毎年継続的に紹介実績を重ねているからこそ、社内の動向やプロジェクトの具体的な動き方など、タイムリーな情報をお伝えすることができます。

転職することのメリットやリスクを含め、一人ひとりに合ったアドバイスをしていますので、ぜひご相談に来ていただければと思います。
現時点で転職意志の固まっていない方々からのご相談も大歓迎です。

転職するかはわからないけれどアクセンチュアについて詳しく知りたい方、外資ITへのキャリアに興味のある方は是非ご相談いただければと思います。

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