【エージェントファインダー】を活用して人気企業への内定を勝ち取った転職者は、どのような転職活動をしていたのでしょうか。
今回はコンサルティングファームから事業会社に転職するも、部門統廃合に伴い、在籍わずか1年弱で再転職を決意したAさんにお話を伺いました。在籍期間が短く転職回数が多いことによる不安や、転職の経緯と転職活動の内容、内定を得るまでの経緯を語っていただきました。
目次
―内定おめでとうございます。今回の転職を検討された経緯から、お話を聞かせていただけますか。
Aさん:私は複数回転職をしていますが、中でも在籍期間が長かったのは外資系のコンサルティングファームです。その後、別のコンサルティングファームへ転職をしたのですが、成長の伸び代があるうちに経験の幅・深度を広げたいと、事業会社に転職しました。
事業会社には新しい部署の立ち上げということでジョインしたのですが、いざ入社すると近い将来における部門の存続や業務内容が不透明であることを伝えられ、面食らってしまいました。
その後、大規模な組織再編があったので今となれば事情も理解できるのですが、当時はそれを知る術はなく、会社の思いがけない対応に戸惑うばかりでした。また、仕事の進め方やスピード感の面でも違和感を感じていたこともあり、どうせ転職をするなら早い方がいいと思うようになりました。そして、転職・入社した4ヶ月後には次の転職活動をスタートしました。
―もう一度転職活動をすると決意されてから、どのような行動をとりましたか?
事業会社への転職をするときにお世話になった転職エージェントに再登録しました。また以前からSNSで見かけて気になっていたエージェントファインダーにも登録をし、プロフェッショナルファームのコーポレート業務に焦点をあてて転職活動をすることにしました。
―エージェントファインダーからはどのようなヘッドハンターを紹介されましたか?
電話でこれまでの経歴と希望するキャリアのイメージを伝え、4社のエージェントを紹介していただきました。直近在籍した2社は在籍期間が短かったこともあり、私に紹介いただけるエージェントがあるか気がかりでしたが、結果的に4社ご紹介いただけてホッとしたと同時に、私の存在価値を感じていただけたのだと、嬉しくなりました。
結局紹介いただいた4社と面談をし、そのうち私が受けたい求人を保有されていたL社のOさんに転職のサポートをしていただくことになりました。
―サポートをしたヘッドハンターOさんの印象について聞かせてください。
実はOさんの存在は以前から存じ上げていました。コンサルティングファームの人事畑でご活躍された方で、各社CEOとの対談記事も拝見していたので、エージェントファインダー社からご紹介いただいた時は、正直かなり驚きました。
Oさんが経営されている転職エージェントL社に仮に私が直接登録したとしても、きっとOさんが対応してくれることはないだろうと思う程、私にとっては恐れ多い存在でした。
エージェントファインダーからの紹介を受けて面談をしたのですが、Oさんは私のこれまでのキャリアを完璧に理解した上で、「そういう状況なら早く動いた方がいい」とすぐに案件を紹介してくださいました。
―Oさんからはどういった求人を紹介されたのでしょうか?
Oさんは元コンサルティングファームの人事で、コンサルティング業界への転職サポートに特化されています。そのため私もコンサルティング関連の案件を紹介していただきました。
Oさん経由では合計3社紹介いただき2社に応募したのですが、そのうちの1社はまだ求人票自体が世の中にオープンになっていない、Oさんの個人的な繋がりから紹介いただいた案件でした。
Oさんだからこそ、こういった非公開求人を有されているのだろうなと思いました。
―内定をされた監査法人はどういった経緯で受けられたのでしょうか。
Oさんから紹介いただいた求人1件と、自己応募した求人1件で選考が進み、いよいよ最終選考に入った頃のことです。追加で受けてみないかと提案いただいたのが、今回内定をいただいた監査法人の案件でした。
Oさんによると、ジョブディスクリプションの内容が私の経験にとてもマッチすること、加えて新しい領域にも携わることができるため、かなり私の希望に近い案件ということでした。
確かにOさんが言われた通りマッチ度が高かったので選考へと進み、内定をいただきました。
―内定の決め手はどこにあったと思われますか?
一番の決め手は過去のキャリアがマッチしていることにあったようです。
―転職を決めた決め手はどこにあったのでしょうか?
今回オファーを頂いたのはこれまでの経験を一切無駄にせず、さらにビルドアップできるポジションでした。経験をいかしながら新しい領域にチャレンジできる点は大きな魅力です。
また大手なので安定性はもちろん、業務内容に飽きることがなさそうという点も私にとって重要なポイントでした。待遇も含めて、結果的に大変満足度の高い転職となりました。
直近で在籍した2社は不本意ながらも在籍期間が短くなってしまいました。今回内定をいただいたコーポレート領域は長く在籍しているからこそできる仕事、社内を熟知しネットワークがあるからこそ円滑に実現できる仕事も多くあるので、今回を最後の転職にしたく、腰を据えてしっかりやっていきたいと考えています。
―エージェントファインダーから紹介したOさんは、他の転職エージェントやヘッドハンターと違いましたか?何か違いを感じたポイントがあれば聞かせてください。
違いましたね。Oさんは私のバックグラウンドを完璧に理解されていました。その上でこちらの「新しい領域にもチャレンジしたい」という思いを汲み取っていただき、求人を提案してくださいました。私を含め、一人一人の転職者をしっかりと見ているのだろうという印象を受けました。対応が機械的ではないんです。
また紹介いただいた案件の1つは、まだ求人票すらない非公開求人でした。Oさんの個人的なツテで出てきた案件ということがよくわかり、大手の転職エージェントとは扱ってる求人の種類そのものが違う印象を受けました。
―最後に、どんな人にエージェントファインダーの利用をお勧めしたいですか?
何もせずとも色々な転職エージェントからアプローチがある若手の方や、枠を設けずキャリアの選択肢を広げたい世代の方には、大手転職エージェントの利用をお勧めします。
一方でマネジメントも経験しているミドル層くらいの方には、エージェントファインダーをお勧めしたいです。特に次のステージをどうしていくのか迷っている方や、転職回数が多いなどの理由で自信がない方にとっては、非常に魅力的なサービスだと思います。
キャリアに対するプロの客観的な助言をもらいつつ、現実的な選択肢を転職エージェントと二人三脚で考えていきたい方は是非利用されてはいかがでしょうか。
―貴重なお話ありがとうございました。新天地でのご活躍を心よりお祈りしています。
※今回、Aさんの転職をサポートしたヘッドハンターOさんのインタビュー記事はこちら。