転職活動で最も重要な面接。面接を突破するために入念に模擬面接をして対策をする転職エージェントもいれば、そうでないエージェントもいます。対策してくれるエージェントの存在はありがたいですが、実は対策以上に重要なエージェントの役割があります。
新卒でリクルートに入社し、HR業界を16年経験。その中で転職には「最適な相談者」と「ノウハウ」が必須と痛感し、外資IT、コンサル、SaaS、大手事業会社など各業界への転職実績TOPクラスのヘッドハンター、及びコンサルタントを無料でご紹介しています。PRTIMES STORY に掲載されました。
弊サービス・エージェントファインダーに参画している転職エージェントの中にも、外資系ITに強いG社は徹底的な模擬面接をすることで高い選考通過率を誇っています。面接対策では明日から営業できるレベルまで商材知識をインプットしていると言います。
またAWSに強いA社も、Amazonが世界共通で大切にしている社訓 “Our Leadership Principles”を面接前に徹底的にインプットすると話しています。
弊社サービスでリクルートグループに転職されたHさんも面接対策があったからこそ内定することができたと語っています。
転職エージェントから模擬面接や面接対策といった指導を受けることで、面接通過率はUPする傾向にあります。ただし、それほど面接の対策をとらない転職エージェントも多くいますし、受ける企業によってはそれでも問題ないと個人的には思っています。
私自身も転職エージェントを経営していて思うのは、一番の訓練は「面接本番」です。どんなに模擬面接や対策をしても真剣にやってくれない転職者もいます。そういったケースではとにかく「本番の面接」を受けていただきます。本番の面接はそれなりに緊張もするので思っていたよりもうまく喋れなかった・・・とショックを受けてそこから本気になる転職者が多くいるからです。やはり面接は実践が最強のトレーニングなのだと思います。
模擬面接以上に大切で、これをしない転職エージェントは使えないと思った方がいいこと。それは「面接後のフィードバック」です。実際に弊社参画の優良転職エージェントに、フィードバックをしないエージェントは存在しません。それほどまでに重要で選考結果に直結するのです。
転職エージェント経由で面接を受けると面接後、企業側から転職エージェントにフィードバックがあります。
多くのケースでこの3点が伝えられます。好印象だった、その理由、一方で気になったこと、というような内容です。
ここで大切なのが、選考に進めたとして「気になった点」が次の面接でクリアできなければその時点で落とされてしまう、ということです。「気になった点」を確認するために次の面接が行われると思ってください。
となると、転職エージェントが取るべき行動はこの事実を転職者にきちんと伝えることです。ここが評価ポイントだった、一方でこの点を気にされているので次の面接ではここを払拭できるようにこういったエピソードを伝えましょう、この経歴をこう伝えましょう、といった具合にアドバイスをしてくるはずです。
人事や採用担当者はいい人がいれば採用したい、いい候補者がいれば選考を通したいと思っており、転職エージェントとは同じ目的を持つワンチームです。
そのため信頼をしている転職エージェントにはきちんと選考の結果をフィードバックします。何があれば次の選考も通過できるのかもしっかりアドバイスしてくれます。人事と転職エージェントの関係性がしっかり構築できているならば面接後のフィードバックも定例に行われるので、その内容をしっかりと転職者に伝えてくれるエージェントであれば満足のいく転職活動ができるでしょう。