2021.05.25

転職エージェントは複数利用すべき理由とボスコン/リクルートの転職事例

前回のブログで転職エージェントは複数利用するべきである、それはキャリアコンサルタントによって提案する求人と相場観が違うからだ、というお話をしました。今回は実際にあった転職事例も交えて、この点を詳しく紐解いていきたいと思います。転職エージェントをお探し中の方は是非ご覧ください。

この記事を書いた人
(株)エージェントファインダー代表取締役 粕谷暢司

青山学院大学卒業後、株式会社リクルートのHR事業部で法人営業とリクナビNEXTの新サービス開発を担い、退職。株式会社サムライソウル設立しリクルートグループへの内定率・決定数TOPクラスの転職エージェントへと成長させる。どのコンサルタントから受けるかで内定率は変わることを体感し、TOPエージェントと転職者を繋ぐエージェントファインダーを創業。

転職エージェントを複数利用すべき理由 ①持っている求人が違う

転職エージェントを複数利用するべき1つ目の理由は、転職エージェントによって持っている求人が違うからです。

この点について、弊社サービスエージェントファインダーを通じてボストンコンサルティンググループに転職された方の実例をご紹介します。

40代、大手メーカーのマーケティング職で経験を積まれた方でした。転職先としてコンサルティング会社を希望されていましたが、40代でコンサル未経験ということから、なかなか希望のポジションに出会えずにいました。エージェントファインダーを通じて、コンサルティング会社に強いコネクションを持つ転職エージェントに複数接触した結果、1社だけ求人を紹介できますということで面談に至りました。

結局、この会社を通じてボストンコンサルティンググループに見事内定されたわけですが、このポジションの求人を持っていた転職エージェントはこの1社だけでした。もしこの転職エージェントとの出会いがなければ、今回の転職は成し得ませんでした。

転職エージェントによる求人の違い

これも前回のブログで少しお話したことですが、転職エージェントはその得意不得意によって求人企業から依頼される求人内容が異なります。コンサルティング会社をはじめとする大手企業ではポジションが多岐にわたるため、求人の内容によって転職エージェントを使い分けます。

過去の転職者の傾向から、ポジション①はA社、ポジション②はB社、ポジション③はC社というようにエージェントによって依頼する求人内容を変えるのです。そのため「コンサルティング会社に強い転職エージェント」と言っても、持っている求人はエージェントによって違います。

ご自身にマッチした求人と出会うには、複数の転職エージェントと接触して求人の提案を受けるしかないのです。

転職エージェントを複数利用すべき理由 ②提案する求人が違う

転職エージェントを複数利用するべき2つ目の理由は、キャリアコンサルタントによって提案する求人が違うからです。こちらも実際にあった事例をお話します。

20代、自動車関連のソフトウェア開発をされている方がWEBサービス開発でのビジネス経験を積みたいと転職活動をし、リクルートのエンジニア職(旧リクルートテクノロジーズ)に内定されました。この方は前職が自動車の開発なのでWeb業界は未経験ということもあり、リクルートグループに強いと謳っている転職エージェントA社からは「あなたの経歴ではリクルートの正社員は難しい。契約社員の営業を受けてみませんか?」と提案をされたそうです。この対応に疑問を感じたことから私宛にお問い合わせいただきました。

結果、選考通過が極めて難しいと言われるリクルートテクノロジーズに正社員で内定されたのですが、もし最初に接触した転職エージェントA社経由で転職活動を進めていたらこの結果はありませんでした。

キャリアコンサルタントによる提案内容の違い

そもそもなぜこのような違いが起こるのでしょうか。キャリアコンサルタントは「受かりそうな求人」を提案する傾向にあり、「受かりそうな求人の捉え方」、相場観がコンサルタントによって違うためにこのようなことが起こります。

A社のキャリアコンサルタントは「この方の経歴だと、リクルート正社員の内定は得られないだろう」と考え、私は「この方の経歴だと、リクルート正社員内定の可能性はある」と考えました。

職務経歴上はリクルートグループとの接点がなかったものの、副業でWEBサービスを開発し軌道に乗せた経験がリクルートから評価されるに違いないと考えたからです。

このように同じ転職者と対峙しても、キャリアコンサルタントによってどのポイントを評価し、企業に推薦するかは異なりますあなたの経歴を正当に評価し、ベストな求人と出会うには複数のキャリアコンサルタントと接触をし、よくよく吟味することが大切なのです。

転職エージェントは複数吟味した上で絞り込みを行う

転職界には【一度でも応募をした企業は、向こう1年間再応募することはできない】というルールがあります。複数求人を出している企業に、マッチしないポジションで受けてしまうと他のベターな求人が後から見つかっても受けることはできません。こうした事態を防ぐためにも、複数の転職エージェントに接触し、あなたにマッチする求人を見比べてから応募を検討することが大切です。

その際、オススメなのは

  • 大手転職エージェント
  • 中小の専業エージェント数社

を複数見比べてみる、ということです。大手転職エージェントには「圧倒的な数の求人」が集まっているので、幅広い選択肢から検討したい方にオススメです。大手であれば保有する求人に大きな違いがないので、リクルートキャリアとDODAを併用するメリットはあまりなく、どちらかを利用すれば十分でしょう。

中小の専業エージェントは、業界や企業に特化して転職サポートを行っている転職エージェントです。リクルートキャリアやDODAのような大手が保有していないピンポイント(採用ターゲットとなる人材が少ない)の求人や非公開求人を複数保有しています。エージェントごとに持っている求人が異なるので、必ず複数社から提案を受けた上でどこから受けるのかを決めるようにしましょう。行きたい業界や企業が明確な方、ある程度経験を積んでキャリアの道筋ができている方には大手よりも中小の専業エージェントのご利用がオススメです。

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