エージェントファインダーを通じて、人気企業への転職を実現した転職者は、どのような転職活動をしていたのでしょうか。今回は総合マーケティングエージェンシーのアイレップに内定・入社をされたTさんにお話を伺いました。
Tさん:新卒でブランディング支援の会社に就職をし、インサイドセールスとして営業のリード獲得をしていました。転職を意識したのは、マーケティングに総合的に関わりたいと思ったのがきっかけです。マーケティングに特化した会社で、デジタルやPR、マスといった幅広い施策を行える規模感の会社に行きたいと考えるようになりました。
ビズリーチやオープンワークに履歴書を登録し、スカウトをもらった求人企業と面談をしたり、転職エージェントとコンタクトをとったりと少しずつ転職活動を進めていきました。そんな中、デジタルの広告代理店セプテーニに興味を持ち、調べていく中で「セプテーニへの内定実績豊富な転職エージェントを紹介してもらえる」と知ってエージェントファインダーに登録しました。少しでも内定の確度を上げたかったので、実績のないエージェントから受けて可能性を潰すことは避けたいと考えたからです。
全部で3名、ご紹介いただきました。マーケターの転職に特化しているNさん、デジタルマーケ全般に強いKさん、サイバーエージェントの転職に強いOさんです。アイレップはNさんのサポートにより内定をいただきました。
最初の面談がかなり濃くて、どういう転職感を持っているのか、次の転職で何を実現したいのかなど、人となりも含めて色々と質問をされました。ビズリーチ経由で接触した3社のエージェントは、表面的な会話でバンバン求人を紹介する「人材斡旋」というイメージでしたが、Nさん含め、エージェントファインダーで紹介されたヘッドハンターの方々はスタンスが異なりました。
とりあえずたくさんの企業を受けてみましょう、ではないんです。とにかくこちらの意向をしっかりヒアリングした上で、マッチしたところを紹介してくださるので納得度が高い。尚且つ業界トレンドや市況、仕事内容を熟知していて、人事とのコネクションもあります。こういう道筋でキャリアを歩んでいけば、やりたいことができるようになりますと提案をしてくださるんです。プロの仕事だと感じました。
面接は全部で4回ありました。本来は3回の予定だったのですが、3回目の面接の感触が良くなかったため1度面談を挟み、4回目の面接で内定となりました。
一次面接、二次面接と感触はよかったのですが、三次面接は自分の至らなさもあり面接官との話がうまく噛み合いませんでした。通常だとここで「ご縁がありませんでした」とお見送りの連絡をもらっていたと思いますが、人事担当の方と、ヘッドハンターのNさんが「そんなはずはない」と言って3者面談を開いてくださったのです。人事とNさんと私の3人で話をする場で、その時点での私の評価や三次面接のフィードバック、アイレップではどのように仕事を進めていくのかなど、改めて企業理解を深めるための情報をたくさんインプットしていただきました。
この面談の後に改めて最終面接を受けて内定となりました。
私もそう思います。ヘッドハンターのNさんでなければ、三次面接で終わっていたのではないかと思います。また、Nさんは面接後のフィードバックがとにかく早くて、面接したその日には人事の感触や選考結果を共有してくださいました。先方が自分をどのように評価しているのか、しっかり把握した上で毎回の面接に臨めるのはすごく大きかったです。
これまでのキャリアにおいてどんな意思決定をしてきたのか、また今後どうなりたくてなぜアイレップを志望しているのか。この点を自分の言葉で語れたこと、またこれまでの意思決定にも一貫性があったことで聞き手に納得感を与えることができたと思います。前職ではセールスとして状況をデイリーやウィークリーで分析していました。どんなアプローチで何件リードが獲得できて、そこからファネルにどう遷移したか、PDCAを回していたのでその辺りも評価していただきました。あとは、ロジカル思考はもちろん、抽象思考も得意なので、その辺りが内定のポイントだったように思います。
ウェブ広告の運用です。いずれはストラテジープランニングに関わりたいのですが、まずは運用を一通りできるようになること、その上でデジタルプランニングへと職域を拡大してステップを踏んでいきたいと考えています。
一つ目は挙手主義です。やりたいというと、自分が関わりたい案件に関われたり、やりたいことに即したポジションを用意してくれます。入社をした今も、この社風は本当に浸透していると実感しています。挙手主義によって主体性を発揮しやすい点は私にとって大きな魅力です。規模の大きい案件もありますし、そんな中で自分のプレゼンスを主体的に発揮できるカルチャーがあります。規模は大きいですがベンチャーマインドが持てる点も魅力だと思います。
二つ目は面接を通して感じた人の魅力です。ロジカルなのですがお茶目さというか、感覚的な話もできるというか。察する度合いが高く、人として素敵な人が多いと感じました。
入社してまだ1ヶ月経っていないのですが、もっと前から働いていたのではないかと思うほど、居心地がよく、毎日が濃いです。ウェブ広告の運用というこれまで経験したことのない仕事なのでキャッチアップは大変ですが、それも含めてすごく充実しています。
エージェントファインダーに登録後は代表の粕谷さんと、どんなヘッドハンターを紹介してほしいのか、希望を伝える面談をしました。粕谷さんはレスも早く、こちらの要望を理解した上で、行間を読んだ対応をしてくださいました。実際に紹介いただいた3人のヘッドハンターも業界に精通していて、非常にレベルが高かったです。結果として志望企業への転職も実現できたので、利用して本当によかったと思っています。
Aさんはサイバーエージェント(CA)に特化したヘッドハンターでした。CAが今どんな事業展開をしていて、どんなポジションを募集しているのか、詳しくお話してくださいました。面接対策もCAに特化してかなり手厚くサポートしてくださるので、CA転職希望者はコンタクトをとった方がいいと思います。
デジタルマーケに強いKさんはレスが早く、求人企業にかなり働きかけてくださるタイプのヘッドハンターだと思います。こまめに共有をしてくださるので、今選考がどのように進んでいるのかが手に取るようにわかりました。
一方で、私がビズリーチ経由で接触したエージェントは「頑張ってきてください」というだけでサポートらしいサポートはありませんでした。サービス品質の差は歴然でした。
行きたい企業が決まっている方であれば、1回のチャンスでどれだけ内定確度をあげられるかが大切だと思います。企業知識のない転職エージェントを使って可能性を潰すよりは、コネクションのあるヘッドハンターから受けることで少しでも内定の可能性を高めることが大切ではないかと思います。