2026.06.24

大手事業会社からメガベンチャー、コンサルファームまで。ビジネス職支援を一気通貫で担当

業界・企業に特化し、誰よりもリアルで最新の情報を持つトップヘッドハンター。エージェントファインダーで紹介する各ヘッドハンターは、採用決定率を高めるためにどのような工夫を凝らしているのか。エージェントファインダー代表取締役・粕谷暢司が、特定の業界や企業への高い内定率、リピート率を誇るヘッドハンターにその秘訣を伺いました。

岡崎 澄々さん
sincereed株式会社
エージェント

神田外語学院卒業後、カナダとオーストラリアに渡航。その後、エネルギー事業会社にて太陽光および蓄電池の法人営業に従事。RGF Professional Recruitment Japan に転職後、エネルギー業界専門に両面型コンサルタントとして、転職・採用支援に従事。現在はsincereedにて、大手事業会社・メガベンチャー・コンサルティングファームの営業・事業開発・事業企画職を中心としたハイクラス人材の転職支援に特化している。

未経験からコンサルファームなど、20~30代の支援を手掛ける

粕谷:

人材紹介の世界に入られた経緯を含め、これまでのご経歴を教えてください。

岡崎さん:

ファーストキャリアは大手のエネルギー事業会社で、太陽光や蓄電池などのエネルギー商材の法人営業を担当していました。エネルギー業界自体には魅力を感じていましたが、有形商材を扱う中で、商材自体の良し悪しが売上に大きく影響すると感じ、もっと自分自身の提案力が試される仕事に挑戦したいと考えるようになりました。

そこで、無形商材で対人スキル、コンサルスキルを高めるべく人材業界に移り、エネルギー業界の知見や経験を生かせる人材紹介会社に転職しました。

そこからsincereed株式会社にご入社された理由は何でしたか。

前職では中小・中堅企業へのご支援が多く、求職者のためにも大手企業も含めたご支援ができればいいなと思っていました。大手企業の紹介実績が豊富な当社なら、これまでの経験も生かしつつ、やりたい領域にも挑戦できると考えました。

エネルギー業界の知見が深いかと思うのですが、改めて、岡崎さんが強みとしている業界や領域を教えてください。

これまでは、エネルギー業界内のあらゆる職種で支援実績があり、法人営業やエンジニア、施工管理や発電所の運転保守など、上流から下流まで、ビジネスサイドからエンジニアサイドまで幅広く網羅していました。

現在は業界横断で、大手事業会社・メガベンチャー・コンサルティングファームを一気通貫で紹介しています。ご支援しているのは営業や事業企画などのビジネスサイドの職種の方が多く、未経験からコンサルファームへの転職や、当社が強みとしている大手事業会社への転職をサポートしています。

企業例を挙げると本当に多岐にわたるのですが、総合商社、電力・ガス会社、石油・化学・鉄鋼などの素材系メーカー、プラントエンジニアリング会社、食品・消費財・自動車などの製造業、メガバンク・保険・証券などの金融機関、コンサルティングファーム、通信・IT企業、物流・不動産関連企業など。20代から30代を中心に、初めて転職される方も多くいらっしゃいます。

事業会社から大手コンサルファームへ、実現したいキャリアに寄り添う

粕谷:
岡崎さんだからこそ創出できたマッチング事例には、どのようなものがありますか。
岡崎さん:

一つは、大手損害保険会社で営業職をされていた30代後半の方が、大手コンサルティングファームの営業職に転職されたケースです。

その方は、保険商材に限定されず、戦略・業務・DX・人事など、より幅広い領域の知識・経験を習得しながら、顧客への提供価値を高めていきたいというご志向をお持ちでした。そこで、これまでの法人営業経験や顧客折衝力を活かしつつ、より広範な経営課題に対して提案・支援ができる環境として大手コンサルティングファームをご紹介しました。年収は1,100万円から1,300万円にアップし、条件面でも納得いただける結果になりました。

同じく営業職で、メーカー、大手SIer、大手コンサルファームの3社経験をお持ちの30代前半の方が、大手SIerの営業に転職されたケースもあります。その方は、「持続可能で腰を据えて長く働ける環境」「顧客と中長期的な関係性を築きながら、構想策定から実装、導入後のアフターフォローまで一気通貫で支援できる環境」という大きく2点を希望されていました。

結果として、それまでの営業・コンサル双方のご経験を活かし、顧客課題に深く入り込みながらソリューション提案ができる環境として、大手SIer企業をご紹介。まさに求めていた働き方ができるとご入社を決めました。

ご本人の考えや叶えたいキャリアをしっかりヒアリングされているからこそのマッチング事例ですね。ほかにも事例があればぜひお聞かせください。

大手鉄道グループ会社で経営企画職だった31歳の方が、大手コンサルティングファームのシニアコンサルタントとして転職された事例もあります。

その方は、事業計画や経営管理に関するご経験を積まれていましたが、「今後は特定の事業会社内にとどまらず、多様な業界・企業の課題解決に携わることで視野や経験の幅を広げたい。より大きな社会的価値を生み出していきたい」というご志向をお持ちでした。

そこで、業界横断で経営課題に向き合える環境として大手コンサルティングファームをご紹介し転職を決められました。年収は850万円から1,000万円となり、とても喜んでいただけました。

徹底した事前準備で、志向に合った提案につなげる

粕谷:
事例にあったような“求職者に納得いただける転職”を実現する上で、求職者とのコミュニケーションで心がけていること、大事にしていることを教えてください。
岡崎さん:

求職者の方の志向やキャリアの理解を深めるために、初回面談でお会いする前の事前準備にしっかり時間をかけます。レジュメを読み込むのはもちろん、事前にお送りしたアンケートの回答内容を参考に、「転職理由にはこんなことを考えているのではないか」「このご経験をお持ちなら、今後はこんなキャリアを希望されているのではないか」と自分なりの仮説を立てた上で、お会いするようにしています。

初回面談では、こちらの仮説をお伝えしつつ、間違っていたらどんな点がどう違うのかを一つひとつ確認していきます。そうすると、1時間の初回面談でのコミュニケーションがぐんと深くなるんです。ヒアリングを経て求人を紹介する際にも、「なぜこの求人をあなたにご紹介しているのか」という理由を丁寧に説明していきます。求職者の方からは、「私の志向をすごくよく汲み取っていただけたから、提案に納得感があった」とよく言っていただけます。

選考が進んでいった際の面接対策はどのように行っていますか。

面接対策でも事前準備を大事にしており、最低でも1回はオンラインでの打ち合わせ時間、模擬面接時間を設けています。

過去の質問事例をまとめた想定質問集の資料を作成しているので、それを面接対策の面談前にお送りします。求職者の方に記入していただいた回答内容の添削も終えた上で、模擬面接へ。実際に“話す”ことを通じて、表現に違和感がないかなどを確認していきます。

加えて、応募企業の情報や、応募ポジションの業務内容、面接担当者のタイプや傾向、それぞれの質問意図、注意したいポイントまでお伝えします。

20~30代の求職者の場合、転職活動が初めてという方も多いですよね。面談前後のサポートが手厚くて安心感を得られそうです。

そうですね。人材業界にいると当たり前に知っている、「面接で言ってはいけない言葉やフレーズ」も、けっこう使ってしまう方が多いんです。例えば、「現職で上司と揉めて、人間関係が悪化しているので転職を考えた」とか…。人間関係のトラブルはどこに行っても同じことが起こりうるので、本音だとしてももっとポジティブな表現に言い換えて話せるように、一緒に考えていきます。

いいですね。寄り添ったサポートの様子が目に浮かぶようです。最後に、求職者の皆さんへメッセージをいただけますか。

大手事業会社・メガベンチャー・コンサルティングファームを一気通貫で紹介できるコンサルタントはそう多くないと思っています。営業や営業企画、事業企画、事業開発などのビジネス職に就いていらっしゃる方で、コンサルファームや事業会社への転職を希望されている方には、一人ひとりのご志向やキャリアの可能性に合わせたご提案をさせていただきます。

「そのご経歴、スキルをお持ちなら、こんな企業のこんなポジションが良いのでは」と、丁寧に会話を重ねながら、伴走させていただければうれしいです。

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