2020.10.19

ダイフク、不二製油、カネカ、小林製薬など大手メーカーへ豊富な内定実績。徹底した企業理解で高い入社後満足度を実現

業界・企業に特化し、誰よりもリアルで最新の情報を持つトップエージェント。エージェントファインダーで紹介する各転職エージェントは、採用決定率を高めるためにどのような工夫を凝らしているのか。エージェントファインダー代表取締役・粕谷暢司が、特定の業界や企業への高い内定率、リピート率を誇る転職エージェントにその秘訣を伺いました。

Sさん
株式会社T社 コンサルタント

同志社大学経済学部を卒業後、銀行で営業職を5年間担当。
「“正しい”仕事を正しくする」というT社のスタンスに共感し転職。キャリアコンサルタントとして、企業への中途採用支援と求職者への転職活動支援を行っている。
株式会社ダイフク、不二製油株式会社、株式会社カネカ、小林製薬株式会社を中心に、豊富な実績がある。

※エージェントファインダーに会員登録いただいた方に、コンサルタントのプロフィールを公開します。 但しご経歴によっては、情報を提供できない場合がございますことをご了承ください。

担当の大手メーカーでは、年間採用数10分の1の転職をサポート

粕谷:

Sさんのファーストキャリアは銀行なんですよね。なぜ、人材紹介業への転職、そして現在在籍のT社を選んだのでしょう。

Sさん:

もともとキャリアへの関心が強く、「企業や個人に真剣に向き合える仕事」として転職エージェントの仕事に興味を持っていました。今の会社に入社を決めたのは、「正しい仕事を正しくしよう」という代表の思いに共感したから。社内には転職エージェント歴20年、30年の大ベテランの先輩が多くいて、ここで揉まれて成長したいと思いました。
正しい仕事を正しくする、というスタンスは入社されて実感していますか。
そうですね。月次の売上など数字を問われることがまったくなく、「この企業にどうアプローチしているのか」「この求職者とどんな会話をしているのか」とコミュニケーションの内容や取り方についての指導を受けることが大半です。周りに相談すると「その言い回しより、こんな表現を使ってみては」と親身に考えてくれる。企業と求職者への最適なアプローチだけにフォーカスできる、恵まれた環境です。
貴社は、関西エリアのメーカーを中心に実績をあげていらっしゃいます。Sさんは年間どれくらい転職支援を行っているのでしょうか。
担当している大手メーカー4社では、機械系エンジニアから管理部門まで、年間10名ほど入社に至っています。採用数の全体が100名前後なので、10分の1くらいを私が決めていますね。
それは非常に高い割合ですよね。それだけの数を任されるために、企業との関係はどのように構築してきましたか。
担当している企業は、弊社内で引き継いだ既存顧客と、新規開拓が半々ほどです。 関係づくりのためにしているのは、基本的なことですが、初回訪問前に調べられることを徹底的に調べてから伺い、企業理解への熱意を見せること。そして、担当者の普段の業務範囲を確認し、採用以外でも役立てそうな情報があれば提供するよう心がけています。 求人内容をヒアリングする際は、担当者の頭の中にあるターゲット像に引っ張られることなく、組織構成や採用背景などの事実を整理し、必要な人材要件を提案します。 現場の方にも積極的に会えるよう依頼しており、現場を知れば知るほど、「この会社にはこういうタイプの人が合う」「このスキルは必要ない」などがわかってくる。現実的なターゲット像を伝えるのが転職エージェントの役割だと思うので、「この要件は入れなくてもいいのでは」などと提案しながら、すり合わせのプロセスを大事にしています。
御社のコンサルタントは、企業と求職者、両面を担当しています。企業理解を深めれば深めるほど、求職者への情報提供精度も上がりますね。
そうですね。 担当している株式会社ダイフク様には、これまで100名近くの入社を支援しており皆さん今でも気持ちよく働いておられます。 企業理解と人脈を深めるために、近江八幡にある工場に毎月欠かさず足を運び、ほとんどの事業部門長から話を聞いてきました。求人ニーズがあればいち早く連絡いただけるような関係性ができている。こうした徹底した行動が、求職者との精緻なマッチングにつながったのかなと思っています。

転職することと転職活動をすることは別。幅広い選択肢を提示したい

粕谷:

求職者とのコミュニケーションで、意識していることはありますか。

Sさん:

必ず伝えているのは「転職することと、転職活動をすることは別」という点です。 求職者の皆さんは、転職活動をするからには新しいところを見つけなくてはいけない、と真面目に責任感をもって活動しています。でも、中には慎重になりすぎてチャンスを逃したり、行動範囲が狭くなったりする方もいます。 「転職」は新しい環境に飛び込むことだけれど、「転職活動」には、現職に残るという選択肢もある。市場価値を確認し、一度現職を俯瞰してみて、「まだ現職でやれることがある」と気づいたのなら、それもすばらしい転職活動でしょう。 求職者との面談では最初にそんな話をさせてもらい、気持ちを楽にしていただきながら、視野を広げられるようなご支援ができたらと思っています。
「メーカーに行きたい」と志望度が高い方から、転職自体を悩んでいる方まで、温度感はさまざまだと思います。どのように対応していますか。
求職者との接点も、データベース検索からのスカウトや、弊社ホームページからの流入、既存の求職者からの紹介とさまざま。まずは、私や弊社としてのスタンスをお話しし、相手がどんな情報を欲しているのかを確認します。 「このメーカーに行きたい」と応募意志の強い方もいらっしゃいますが、本人のためにも企業のためにも、社風が合わずにお互いが不幸になるのではないか…と思うケースもあります。ネガティブな情報も正直に伝えられるよう、こちらの情報開示をフラットにして、信頼関係を築くよう意識しています。
採用決定率を上げるために、Sさんならではの転職サポートの工夫はありますか。
まず、応募書類が通過した段階で、通過の決め手となった評価ポイントと懸念ポイントを、企業側に必ず確認します。 そのフィードバックを求職者に共有し、面接でもっとも伝えるべきポイントはどこか、仮説を立てながらアドバイスしています。 面接対策では、弊社が用意している独自のフォーマットに沿って、文字に起こしてもらってから、内容や表現方法をチェックします。求職者ご本人は丁寧に伝えているつもりでも肝心な数字がわかりにくかったり、ネガティブな伝わり方になってしまっていたりと、第三者が指摘して気づく点も多いでしょう。
書類選考後のフィードバックを聞くのは大変なので、なかなかできない転職エージェントも多いと思います。そこまで徹底されているんですね。
正直、優秀な方は、私がお手伝いしなくても自分で内定をとれると思います。 でも、本来採用に至る実力があるのに、対策が不十分だったために落ちてしまうことがあれば、本人にとっても企業にとっても非常にもったいないこと。転職エージェントの価値は、そんなケースを少しでもなくすことにあると思っています。自分が介在するからには、自分しかとれない情報をきちんと伝えることにこだわりたい。 企業とも「いい人をとるための同じプロジェクトチーム」という意識で「この方は、絶対に御社に合う」と、こまめな情報共有をしています。
すばらしいですね。非常に共感します。
求職者の方には、「最終面接が終わった瞬間に、入社したいかしたくないか、はっきりと意思が決まっている状態にしてほしい」とも伝えます。処遇面や年収など、気になることがあれば選考段階で聞いてほしい、と。 もちろんこちらから確認するなどサポートもしますが、内定が出たあとでは交渉の余地がなくなってしまいます。検討したい条件はすべてクリアにすることで、内定が出たらすぐに「行きます」と回答できる。企業側も求職者も、温度感の高い状態で入社準備に向けて動けるようにしています。

求職者のあらゆる採用可能性を探ってくれる、企業との関係性が自分の強み

粕谷:

企業のことも求職者のことも、双方にとってのメリットをよく考えて動いていますね。 求職者の視点に立ったとき、Sさんに転職サポートをお願いする一番のメリットは、どこだと思いますか。

Sさん:

これまで6年間で約300名の転職をサポートしており、高い定着率を保っています。そのため、求人企業側から「Sさんからの紹介なら、活躍してくれるはずだ」という信頼を得られている。採用の可能性をつないでくれるところは、私だからこその強みだと思います。 以前、最終面接まで進みほぼ内定間違いなしだと思っていた方が、見送りになってしまったことがありました。役員の方が、選考途中でほしい人材要件を変えてしまったんです。 人事担当者からその事実を知らされたとき、あまりに想定外で、大きなため息をついたんです。つい、出てしまったというか…。そうしたら人事担当者が、「Sさんがこんなに落胆している!うちの会社にとって、ものすごい損失に違いない!」と大慌てになり、「今から違う部門の部長に確認して、なんとかポジションを空けられないか交渉します」と動いてくれました。結果、違う部門での採用が決まり、その方は今も活躍されています。
ため息一つで企業側の採用ニーズを動かしたとは…。そんなエピソード、ほかに聞いたことがありません(笑)。
そうですよね。 全力で採用可能性を探ってくれたのは、これまでの関係性があったからだな、と自信になりました。ちなみに、ため息は、決してわざとではないです(笑)。
書類選考で通過した方は、面接も通る可能性が高いのでしょうか。
通過率はかなり高いと思います。 人事担当者には、電話や対面で求職者の魅力を詳細に伝え、人事から部門にプレゼンテーションする際の参考にしてもらいます。
なるほど。求職者一人ひとりにかけるパワーに驚かされます。 最後に、求職者へぜひ伝えたいメッセージはありますか。
納得感のある転職活動をしてほしい。その一言に尽きます。私は転職の支援というより「転職活動」の支援をしたい。現職に残る選択肢を含めて、フェアに、フラットな関係でサポートできればと思っています。その人にとって本当にいいところが見つかるなら、すぐに転職できなくても、1年後でもいいと思うんです。そんな風に、求職者視点に立って、一緒に動いてくれる転職エージェントと出会ってほしいですね。
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会社名株式会社AGENT FINDER

代表者粕谷 暢司

本社所在地〒107-0052 東京都港区赤坂2-10-9 ラウンドクロス赤坂5F

設立2019年10月

問い合わせinfo@agent-finder.co.jp