2021.02.19

ロボット支援手術のダビンチを提供するインテュイティヴ・サージカル社など最先端技術を誇る企業への実績多数。医療機器メーカー在籍20年の現場経験を生かした、細やかな情報提供が強み

業界・企業に特化し、誰よりもリアルで最新の情報を持つトップエージェント。 エージェントファインダーで紹介する各転職エージェントは、採用決定率を高めるためにどのような工夫を凝らしているのか。 エージェントファインダー代表取締役・粕谷暢司が、特定の業界や企業への高い内定率、リピート率を誇る転職エージェントにその秘訣を伺いました。

Dさん
株式会社—– 本部長兼ヘッドハンター
医療分野専門人材エージェント

大学卒業後、米系大手ヘルスケアカンパニーにて長年、営業・マーケティングを経験。営業成績は7年連続で社内TOP10。 営業マネージャーを経て、2004年よりマーケティング部マネージャーとして主要製品の戦略立案や市場導入を手がける。 2007年にコーチング資格を取得。 2012年にマネージメントMVPを受賞。 2017年に——社のメディカル部門を立ち上げる。 医療業界での業務経験と人脈を生かしたコンサルタントベースの転職パートナーとして、多くのマッチングに携わり、企業や候補者からの信頼も厚い。

※エージェントファインダーに会員登録いただいた方に、コンサルタントのプロフィールを公開します。 但しご経歴によっては、情報を提供できない場合がございますことをご了承ください。

医療機器メーカーでのメンバー育成、採用面接の経験を経て人材領域へ

粕谷:

Dさんは医療分野専門人材エージェントとしてご活躍されています。業界に特化した経緯を教えてください。

Dさん:

これまで20年以上、医療機器メーカーで営業やマーケティング、それぞれのマネージャー業務を経験してきました。 メンバー育成やコーチング、人事考課に携わる中で、組織内のポジションが空かずにキャリアが狭まっている方を多く見てきました。 「今の会社に留まらず同業他社に転職してチャレンジした方が、この人にとっては幸せなのではないか」というケースもありました。 もどかしさを感じていたとき、知り合いを介して当社代表と出会い、意気投合。「社内で医療分野専門の部署を立ち上げたい」という代表の思いを聞いて、やってみようと思いました。
どのようなところに意気投合されたのでしょう。
紹介する人材の質を高めることが会社のブランディングにつながる、という思いに共感しました。 当社は応募件数などのKPIを設けていません。一歩踏み出せない方には、転職するしないにかかわらず、本人にとって納得感のあるキャリア選択の提案をしていく。 そうしたやり方が、いいなと思いました。 実は私自身も転職を考えて転職エージェントに相談したことがあるんです。 でも、たくさんの企業を紹介されて応募を促され、こちらの意向を深く聞いてもらえなかった。 当時のもやもやとした感情を、候補者の方には感じてほしくないという思いがあります。
当事者として経験したことは、転職エージェントの仕事に生きていそうですね。 人材領域は未経験でしたが、苦労したことや壁を感じたことはありましたか。
そんなになかったですね。前職でもメンバーの人事考査や採用面接官をやっていたので、企業側が求める人材像はある程度理解できています。 また、医療機器メーカー内に人脈があるので、わからないことがあればすぐに連絡して現場の事情をヒアリングできる。 新たに医療分野専門のエージェントを始めたと伝えたら、すぐに取り引きを始めてくれた大手企業もいくつかありました。 もちろん「実績のない小さなエージェントなので難しい」と理解していただけないところもありました。 そこは時間をかけて、人の紹介で関係性を作ったり、同業他社での実績を示して信頼いただけるようになったりと、少しずつお取り引き社数を広げていきました。

現場経験を生かし、入社後の働き方、営業先である病院各科の状況まで丁寧に伝える

粕谷:

どんな企業様と実績がありますか。

Dさん:

医療機器メーカーを中心にヘルスケアカンパニー全般とお取引があります。 米国に本社を置くインテュイティヴ・サージカル社様には、営業職を中心に年間複数名の入社が決まっています。 手術用ロボット「ダビンチ」を開発しているメーカーで、世界的にも注目されている。 ここで経験を積めることは候補者の長いキャリアを考えた上でもいい選択だと思っています。 ほかには、日本メカトロニクス様やボストン・サイエンティフィック ジャパン様、日機装様などともお取引があります。
紹介している職種も多岐にわたるのでしょうか。
営業やマーケティング職が多いですが、品質管理や研究開発業務、臨床試験や薬事関連業務などのスペシャリストの採用ニーズもあります。 営業もマーケティングも、医療機器メーカー特有の専門知識のインプットは必要です。でもそれは入社後のトレーニングで身につけていける。 求めるのは3年以上の営業経験と人間力そしてコンプライアンス意識の高さです。 売って終わりではなく、医療現場での丁寧なフォローができるかどうか。その先にいる患者さんの豊かな生活まで考えて仕事ができるかどうか。 現場に真摯に向き合うマインドセットは重要なポイントです。
医療機器メーカーでの実務経験が長いからこそ、求める人物像や専門職種の業務理解も深いですね。
それは私の強みだと思っています。 医療機器メーカーにとってのお客様の多くは病院ですが、扱う機器によって診療科が異なります。 手術用ロボットを扱う外科なのか、カテーテル機材を使う心臓内科なのか、脳外科なのか、整形外科なのか…。 各課によってドクターの性格特性や仕事の進め方、患者さんへの向き合い方までさまざまです。 入社後のお客様先まで詳細に伝えられるのは、現場の肌感覚を持つ私だからできること。 候補者の方に、働く具体的なイメージを持ってもらうことを大切にしています。
紹介先の企業様とのコミュニケーションで工夫していらっしゃることはありますか。
私の知識が浅い事業部門に関しては、扱う医療機器の特性について現場にヒアリングしています。 人事担当者と人材要件についてミーティングもしますし、各社に誰かしら知り合いがいるので、「どういう仕事内容なの?」と直接聞くことも。 常に最新の、正確な情報に触れるようにしています。 また、私が紹介して入社された方は、必ずその後の業務状況を追っています。 紹介する方は、その会社で活躍するはずだと自信を持っていますが、入社後に想定よりうまくいかないこともある。 その原因を探り、マッチング精度の点で何か問題があったのなら反省して次につなげていきます。

本人の意向を第一に、転職すべきかどうかをフラットに考えていく

粕谷:

候補者の方とは、どんなコミュニケーションを心がけていますか。
まずは、話をよく聞くことです。こちらからスカウトした方、人の紹介でコンタクトをとってくれた方など、一人ひとりのバックグラウンドはさまざま。 転職の悩みをすべて話し切ってくれれば、どういう状況なのかが想像でき、私がどうサポートすべきか判断できます。 同じ業界にいたからこそ、「その状況なら今の環境にステイしてもいいのでは?」「今のポジションでキャリアを積んでから転職を考えた方が、長期的なメリットは大きいよ」などフラットにアドバイスできるんです。
転職すべきかどうかを含めて、話していくんですね。
そうです。本人が本当は何がしたいのかを引き出していきたいので、私自身の主張を押し付けないように意識しています。 以前、非常に優秀でどんなポジションでも採用が決まりそうな方がいました。 でも話を聞いていくと、家族と一緒に過ごす時間を大事にしながら仕事を続けたいという。 転職して高いポジションを目指す提案は、その候補者にとってはハッピーじゃない可能性があります。 「あなたの実績とキャリアアップの点では、この企業のこのポジションに就けるかもしれない。でも今以上に忙しくなります」 と私が知っている情報はきちんと伝え、候補者の方に考えていただく。 その上で、企業との具体的なマッチングを考えていきました。
なるほど。あくまでもご本人の意向を第一に考えているんですね。応募先企業を絞ったら、書類選考や面接それぞれの対策サポートもしていますか。
職務経歴書は、企業目線で気になる表現がないかを添削させていただいています。 企業選びの段階でマッチングをしっかり見ているので、これまで書類選考で通過しない方はほとんどいませんでした。 面接対策では、話す内容の整合性、一貫性をとくに注視します。 職務経歴書との整合性や、志望動機や自己PRなどの一貫性がとれていないと、企業側は「この方は自分のことをわかっていないのでは」と疑問を抱くでしょう。 信頼性が損なわれてしまうので、想定質問にすべて回答を書いてもらい、話す内容に軸が通っているかどうかを確認しています。 また、転職活動が初めての方や、人前で話すことに慣れていない方とは、面接のロールプレイングを行うこともあります。 書類上は完璧に話がまとまっていても、いざ対面して言葉にしようとすると、緊張のあまり支離滅裂になってしまう方もいる。 実力があるのに、不慣れが原因で落ちてしまうのは勿体ないので、「面接は評価される場ではなく相互理解の場ですよ」と声をかけながら進めています。
最後に、これから転職を考えている候補者の方へ、エージェント選びのアドバイスがあればお聞かせください。
自分の話をしっかり聞いてくれる方に出会ってほしいです。 「とにかく応募しましょう」とレジュメをどんどん送ろうとする転職エージェントは、私はおすすめしません。 応募先企業を決める際は、入社後にどんな人がいるどんな環境で、どんな仕事内容を、どういう働き方で進めていくのかを具体的にイメージできるまで情報を集めてほしい。 その点で、業界や企業に特化した転職エージェントは、現場情報を豊富に持っています。 医療機器メーカーに関しては、私ほど現場経験のあるエージェントはいないだろうと思っていますし、今の仕事との違いも明確に言語化できます。 現場のマネージャーが「このポジションに適した人はいないか」と非公開案件の相談を受け、ピンポイントで紹介したこともあります。 行きたい業界が決まっているなら、その分野に特化したエージェントという視点で選んでみてはいかがでしょうか。
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会社名株式会社エージェントファインダー

代表者粕谷 暢司

本社所在地〒107-0052 東京都港区赤坂2-10-9 ラウンドクロス赤坂5F

設立2019年10月

問い合わせinfo@agent-finder.co.jp